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virginamerica

飛行機が離陸する際、機内に必ず流れるのが非常口の説明などをする「機内安全ビデオ」。どの航空会社も、毎回お決まりの内容をお決まりの文句で説明しているので、退屈なもという認識をされている。

最近話題となっているヴァージン・アメリカの機内安全ビデオ。
36人のダンサーがキレのあるダンスで安全ガイダンスや、酸素マスクの装着の方法は、女の子がラップでリズムよく解説しながら教えてくれる、という内容。
 
こうしたユニークな安全ビデオというアプローチによって、事務的でお決まりの機内安全ビデオを「見たくなる」コンテンツに進化させることで、各航空会社の「色」を出し、ブランドイメージを醸成することで、価格以上の付加価値をつけることができ、飛行機を利用としようと考えている人々に対し、新たな判断材料選択肢に加えさせる可能性も出てくる。

航空会社が機内安全ビデオにエンターテイメント性を加えて「色」を出したように、もし身の回りに当たり前のように使っている動画があれば、もう一度それに注目し、そこに何か新しいエッセンスを加えることで、新たな差別化要素を生み出す武器となるかもしれない。